乳幼児突発性危急事態WIKI

絶対的完成度を目指す神WIKI乳幼児突発性危急事態編

ユーザ用ツール

サイト用ツール


サイドバー

HOME

INDEX

  1. 症状
  2. 診断
  3. 原因
  4. 治療
  5. 資料

index.html

乳幼児突発性危急事態WIKI

ICD10コードR688。1) 英名アルテ(ALTE:apparent life-threatening event)。
原因不明のものは特発性アルテ(idiopathic ALTE)と呼称する。

乳幼児突発性危急事態とは1歳未満の小児に突然発現する命を脅かす緊急症状である。

新定義によると「呼吸の異常、皮膚色の変化、意識状態の変化のうち1つ以上が突然発症し、
児が死亡するのではないかと観察者に思わしめるエピソードで、
回復のための刺激の手段・強弱の有無、及び原因の有無を問わない徴候とする」。

旧定義では「それまでの健康状態および既往歴からその発症が予想できず、
しかも死亡するのではないかと観察者に思わしめるような無呼吸、
チアノーゼ、顔面蒼白、筋緊張低下、呼吸窮迫などのエピソードで、
その回復に強い刺激や蘇生処置を要したもののうちで原因不詳のもの」とされていた。2)

症状

乳幼児突発性危急事態は20秒以上の呼吸停止、チアノーゼ(血液中の酸素欠乏)、
皮膚の色の変化(白、青、赤)、筋肉の緊張低下、空嘔吐などを特徴とする。
一部の患者では何度も反復する傾向があり、稀に死亡することもある。

診断

診察所見に基づいて検便、尿検査、血液検査、脳波検査、
心電図検査、胸部レントゲン、頭部CTを組み合わせて行なう。

乳幼児突発性危急事態様症状を呈する乳児側頭葉癲癇が報告されていることから、3) 癲癇性無呼吸発作の可能性を視野に入れて発作時脳波を確認する必要が提唱されている。4)

原因

乳幼児突発性危急事態の原因の半分は不明とされる。
後の半分は感染症、胃食道逆流症、脳腫瘍などの神経疾患である。

国立成育医療研究センター救急センターにおける112症例の統計では、
最多原因は胃食道逆流症で全体の27%を占めていた。5)

稀に代謝性疾患、心臓疾患、気道狭窄、虐待が原因となる場合もある。

治療

診察で何らかの異常が特定された乳幼児は入院検査する。
ある一定の期間家庭での無呼吸モニタリング装置の使用を勧める場合がある。

木沢記念病院で生後まもなく発症した2例の乳幼児突発性危急事態では、
乳児呼吸モニターとベビーセンスTM(イスラエル、HISENSE社製)が有用であったと報告されている。6)

資料

index.html.txt · 最終更新: 2015/11/28 04:20 by kamiwiki