痛風WIKI

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痛風薬には白血球遊走阻害薬(コルヒチン)と非ステロイド抗炎症薬(NSAID)がある。
前者は発作回避のために服用し、後者は鎮痛剤(痛み止め)として服用する。

痛み止め

化学名製品名服用量機序副作用
インドメタシンインテバンSP他25-75mg/日,1-3回に分服非ステロイド性消炎鎮痛,プロスタグランジン生合成阻害消化管潰瘍,皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),腎障害,血液毒性
ナプロキセンナイキサン発作時初回400-600mg
以後,300-600mg/日,2-3回に分服
リソゾーム系の組織分解酵素活性抑制,肉芽組織構成成分構造的安定化,シクロオキシゲナーゼ(COX)阻害ショック,PIE症候群,皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),胃腸出血,潰瘍,腎障害,血液毒性
オキサプロジンアルボ他400mg/日,1-2回に分服非ステロイド性消炎鎮痛,プロスタグランジン生合成阻害ショック,アナフィラキシー様症状,消化性潰瘍,皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),腎障害
プラノプロフェンニフラン発作時初回450-675mg/日,3回に分服以後
以後,225mg/日,3回に分服
COX阻害によるプロスタグランジン生合成抑制作用ショック,アナフィラキシー様症状,消化性潰瘍,皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),喘息発作の誘発,腎障害

カナキヌマブ

スイス・ノバルティスは抗体医薬カナキヌマブ(製品名Ilaris)を痛風治療薬として申請していたが、
FDA(アメリカ食品医薬品局)の諮問委員会は6月22日に承認を支持しないとする見解を発表した。

ノバルティスが提出した臨床試験のデータを基に審議した結果、
臨床的有効性は認めたものの感染症などの発生率が高いと判断。
長期投与データが少なかったこともマイナスに働いたとみられる。

カナキヌマブはIL-1βを標的とする遺伝子組み換えヒト免疫グロブリンGIモノクロナール抗体であり、
IL-1βがその受容体と結合するのを妨げてCAPSの炎症症状を抑える働きをする。

※IL-1β(ヒトインターロイキン)=炎症性サイトカインのひとつ。
※CAPS(クリオピリン関連周期性発熱症候群)=乳幼児が発症する慢性自己炎症疾患群のひとつ。

tiryou/kusuri.txt · 最終更新: 2015/10/22 01:00 (外部編集)